メイン

002アトピー・アレルギー関連情報 アーカイブ

2005年10月07日

牛乳の悪害

牛乳の悪害

牛乳とは元々、人間に必要にない異種蛋白であります。現在は牛の汚染がひどく高温殺菌で栄養分の破壊変性が著しいと言われています。

そのため牛乳を飲むと具合の悪くなるアレルギーの子供がたくさんいます。アレルギー体質だと思ったらまず、やめる価値のある食品として覚えておきたいものです。

体質改善と体格をよくする事の違い

体質改善と体格をよくする事の違い

「30品目なんでもバランスよく食べる」どこかで効いたことのある台詞ですが、子供にとって、その食物が合うものも、合わないものも関係なくすべて体に入ってしまいますので、これではまさに体格優先で体質悪化児に育ってしまいます。

反対に30品目の中から、悪いものは減らして食べさせないと言うことになりますと、体質のよい子供が育つと考えられます。現代の栄養学は「体格さえよければ体質なんてどうでもよい」という発想の栄養学ですので、体格をよくする食品は体質が悪くなると思っていいでしょう。

ビタミン

ビタミン


ビタミンは、微量でからだの機能を調節してくれる便利な有機質です。砂糖やアルコールや薬品・添加物・農薬などは体内のビタミンを多量に消費して欠乏状態を引き起こします。

からだの弱っているとき、疲れているとき、病気のときなどはビタミンの補充が必要となってきます。また、ビタミンDは日光浴で皮膚のプロビタミンDから作られますので、普段から日に当たるように心がけましょう。

食物ビタミン含有量 


ビタミンA
(IU/100g)
鶏レバー        
47000
牛レバー
40000
干しのり
14000
うなぎ
4700
人参
4100
ツルムラサキ
2000
干しわかめ
1800
小松菜
1800
卵黄
1800
ホウレンソウ
1700
チーズ
1200
全卵
640
干し昆布
560
ひじき
310
牛乳
110
ヨーグルト
100
イワシ
60
卵白
0
大根
0
胡麻
0
大豆
0
豆腐
0
玄米
0
白米

ビタミンD
(IU/100g)
いわし
530
カツオ
420
サンマ
340
うなぎ
150
牛レバー
100
鶏卵
10
牛乳
0.4
のり
0
昆布
0
ひじき
0
わかめ
0
貝類
0

ビタミンE
(mg/100g)
サフラワー油
43.20
たらこ
6.50
うなぎ
5.55
凍豆腐
5.10
ほうれんそう
2.35
大豆
1.85
かぼちゃ
1.83
納豆
1.60
チーズ
0.65
豚肉
0.30
牛乳
0.08

ビタミンK
(μg/100g)
わかめ   
2084
納豆    
925
ほうれんそう    
479
ひじき    
327  
ねぎ    
243
ブロッコリー   
205
サラダ油    
148 
昆布    
66
大豆   
37
牛乳       
2.0

ビタミンB1
(mg/100g)
米ぬか    
2.50
豚肉    
1.34
干しのり     
1.15
胡麻     
0.95
大豆    
0.83
うなぎ      
0.75
玄米     
0.54
干し昆布   
0.48
切干大根   
0.32
干しわかめ    
0.30
牛レバー   
0.22
ほうれんそう   
0.13
白米    
0.07
小松菜    
0.09
鶏卵      
0.08
豆腐    
0.07
ツルムラサキ    
0.04
ヨーグルト   
0.04
牛乳   
0.03
チーズ   
0.03
いわし   
0.03
大根   
0.03
ひじき   
0.01

ビタミンB2
(mg/100g)
干しのり    
3.40
牛レバー    
3.0
干しわかめ    
1.15
鶏卵     
0.48
うなぎ    
0.45
チーズ    
0.38
干し昆布    
0.37
いわし    
0.36
大豆   
0.30
胡麻    
0.25
ほうれんそう   
0.23
小松菜   
0.22
切干大根   
0.20
ヨーグルト   
0.20
牛乳    
0.15
ひじき   
0.14
ツルムラサキ   
0.12
玄米    
0.06
白米   
0.03
豆腐   
0.03
大根   
0.02

ビタミンB2
(mg/100g)
干しのり    
3.40
牛レバー    
3.0
干しわかめ    
1.15
鶏卵     
0.48
うなぎ    
0.45
チーズ    
0.38
干し昆布    
0.37
いわし    
0.36
大豆   
0.30
胡麻    
0.25
ほうれんそう   
0.23
小松菜   
0.22
切干大根   
0.20
ヨーグルト   
0.20
牛乳    
0.15
ひじき
0.14
ツルムラサキ   
0.12
玄米    
0.06
白米
0.03
豆腐   
0.03
大根   
0.02

ビタミンC
(mg/100g)
パセリ
200
ブロッコリー
160
芽キャベツ
150
ゆず
150
干しのり
100
レモン     
90
イチゴ
80
ピーマン
80
ツルムラサキ    
80
小松菜
75
ほうれんそう
65
キャベツ    
44
グレープフルーツ
40
みかん
35
いよかん    
35
牛レバー
30
干し昆布
25
切干大根
24
干しわかめ
15
大根
15
玄米
0
大豆
0
鶏卵
0
牛乳
0

アレルギー体質の状態

アレルギー体質の状態


アトピー性皮膚炎の子供の中でも病気の経過はざまざまで、その状態は体質によって変わってきます。

例えば、よくダニが悪いといいますが昔からダニは居たわけで、ダニが悪いわけではなく、ダニに反応するような過敏な体質にしてしまった食生活に問題があるように感じられます。

そのためにもなるべく早い段階で、悪循環を断ち切らなければいけません。遅ければその分体質が悪くなり、症状が強くなり、いずれは薬の量も増えてしまいます。

花粉症

花粉症


花粉症などは基本的に食物より、外部からの吸入抗原に対してのアレルギー反応です。しかし、食事に注意することは必要と考えられます。たいていの原因は、冷え性で、薬づけによって引き起こされていることが多いです。

アレルギーと気候の関係

アレルギーと気候の関係


アレルギーでは気候のよって左右される部分もたくさんあります。例えば、ぜんそくには「湿けて寒い」ことが一番よくないと言われています。

ぜんそくが起きにくい土地は「内陸・高地・暖かい・乾燥傾向」で、起きやすい土地は「海辺・低地・寒い・湿潤傾向」といわれています。

季節で言いますと夏はぜんそく・冬はアトピー性皮膚炎というのが一般的です。

ジンマシン(血管アレルギー)とは

ジンマシン(血管アレルギー)とは


アトピー性皮膚炎や紫斑病は慢性体質で、ジンマシンは急性です。ジンマシンは皮膚のすぐ下の、毛細血管のアレルギーと言われています。少し奥のやや太い血管のアレルギーは紅斑、出血を伴う血管のアレルギーは紫斑です。(ただし、アレルギー性紫斑病と血しょう板減少性紫斑病はまったく違う病気です)。

ジンマシンであれば食事に気をつける事により、かなり防げることが可能ですが、紫斑病は重症(半数が腎炎合併)ですので、きちんとした診断、治療が必要です。

漢方薬の有効活用

漢方薬の有効活用

漢方薬は長期にわたって服用しなければ効かないと思っている人が多いようですが、短期間でよく効く場合もあります。また、漢方薬は生薬ですので、食物と同様に「合う合わない」がありますので注意してください。(好転反応などの症状がでる場合があるので専門医に相談する)漢方は個人の「証」という体質のようなものによって処方を決めていきます。「実・実証」「間・中間証」「虚・虚証」「実」「間」「虚」

アトピー性皮膚炎に使われる漢方薬
消風散
もっとも一般的な漢方薬で、ジクジク痒い夏に悪くなるタイプに使われます。

十味敗毒湯
化膿するタイプに使用。解毒作用が強い。排泄が強まり、悪化することもあります。

治頭瘡一方
頭部の脂漏性湿疹に使用。

黄連解毒湯
解毒作用が強く、のぼせるタイプに使用する。

小柴胡湯
肝臓の解毒、ステロイド連用の子供など、慢性化したものに効果ある。

抑肝散
イライラして発作的にかゆがる不眠の母子共に使用する。

柴胡清肝湯

かんの虫の強くリンパ線や扁桃の腫れやすいタイプに使用。

温清飲
ガサガサ乾燥し冬に悪化するタイプに使用します。

当帰飲子
カサカサして生命力のない皮膚に使用。

気管支ぜんそくにつかわれる漢方薬
麻杏甘石湯
セキ・嗽が激しく痰が多く体格の良い場合。乳幼児にも使う場合あり。

神秘湯
抑うつ的な場合に使用。

柴朴湯
もっとも一般的に漢方薬。神経質な状態の場合に使用

小青竜湯
若干虚弱体質気味の人に、アレルギー性鼻炎などに頻繁につかう漢方薬

越婢加半夏湯
咳嗽が激しい場合に使用

麦門冬湯
咳嗽が激しく痰がきれにくいなどの場合に使用

半夏厚朴湯
やや虚弱で神経質な場合に使用

小建中湯
虚弱児や冷え症の場合に使用

アトピーと軟膏薬の関係

アトピーと軟膏薬の関係

アトピー性皮膚炎にも人により、部位により、色々な出方があります。ステロイド軟膏ばかりではなく、症状によって使い分けをします。非ステロイド外用薬は副腎皮質ホルモンは入っていないですが、弱いとはいえやはり科学物質ですので、長期間使用していれば、やはり皮膚は弱くなります。なるべく減らすようにしていくことが大切です。

ステロイド軟膏は副作用も強く出るものもあるので、連用はしないことが前提です。アトピー性皮膚炎に、何年間もステロイド軟膏を塗っていると、皮膚が分厚く、ゴワゴワ・ガサガサのなってしまいます。また、ステロイド軟膏を長期間使用している人は、急にやめると、今まで抑えていた毒素がいっぺんに出てしまいますので、徐々に減らして行くことが必要です。

About 002アトピー・アレルギー関連情報

ブログ「アトピー・アレルギーレスキュー119番」のカテゴリ「002アトピー・アレルギー関連情報」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは001アトピーアレルギー常識非常識です。

次のカテゴリは003アトピー・アレルギーの療法です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34