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003アトピー・アレルギーの療法 アーカイブ

2005年10月07日

ホメオパシーによるアトピー・アレルギー療法

ホメオパシーによるアトピー・アレルギー療法


ホメオパシーは病気の症状を抑えこもうとするよりも、病気を治そうとするために症状に働きかける事をいいます。ホメオパシーの基本原理は、病気の症状を、病気を治そうとする自身の努力のあらわれとしてとらえる所にあります。この方法は、症状を抑えこむ物質でほとんどの病気を治そうとしている、伝統的や医学の方法と正反対な考え方であります。

ホメオパシーの考え方は、極度に微量の物質を使って、からだ自体の病気と奮闘するメカニズムを刺激することに関係します。


アレルギー治療に役立つ治療薬
ホメオパシーのアレルギー治療薬は安全で無害です。健康食品店や薬局で買うことができますし、液体や、きますし、液体や、小粒の錠剤で利用できる。ホメオパシーの治療薬と、通常の治療薬の組み合わせは、病気と個々の症状にあわせて高度に個別化されているので、その全てを紹介するのは難しいですが、下記に述べる内容はその中でも、アレルギーに有効な数例です。

花粉症の治療のための治療薬
「アセニクム・アルボム」
アセニクム・アルボムは花粉症の症状を緩和し、鼻水のたれるようなアレルギー症状を治し、ある種のぜんそくを軽減させます。

「エアフラジア」
エアフラジア(コゴメグサ)は鼻水、涙目、せきの補助的、治療薬となります。

「カリ・ビクロミクム」
カリ・ビクロミクムは頭のうっ血を緩和します。

「プルスティラ」

プルスティラ(アネモネ)は花粉症の症状を緩和し、ぜんそくの症状を和らげるのに有効なアイテムです。

「サバディラ」
サバディラ(ユリ科のバイケイソウ属)は鼻水・くしゃみ・目のかゆみのような症状を治療します。


肌のアレルギーに有効な治療薬
「アピス・メリフィカ」
アピス・メリフィカ(ミツバチ)は、虫刺されのあとの腫れを治め、食物アレルギー反応と、ジンマシンのかゆみに有効とされています。

「ルス・トキシコデンドロン」
ルス・トキシコデンドロン(ウルシ)は接触性皮膚炎とかゆみを治療します。

ぜんそくの緩和に有効な治療薬
「プルスティラ」

プルスティラ(アネモネ)はぜんそくの症状を和らげる作用があります。

「アセニクム・アルボム」・「カルボ・ヴェジェタビリス」「ニュクス・ヴォミカ」
上記の三種もぜんそくの発作を和らげる効果がある有効な治療薬です。



アロマセラピーによるアトピー・アレルギー療法

アロマセラピーによるアトピー・アレルギー療法


植物の精油を使うアロマセラピーは代替医学の一支流と考えられていて、ハーブを使う治療法の下位分野という位置づけである。精油は植物の各部分から濃縮される物質で、植物に芳香を与えて、捕食動物から守り、受粉のための昆虫をひきつける役割を持ちます。専門家の中には、精油が植物の生命力を運ぶとさえ考える人もいるほど影響力のあるもので、それが精油製品を使う人たちの生命力を高めるわけです。人間の生命力を高めるかどうかは別としても、精油はからだの働きのバランスをとり、いくつかの病気を軽減する手助けをしてくれます。

■アロマセラピーの作用について
アロマセラピーは吸入と吸収の両面での作用があります。精油は大気中にガス状に気化して、それを吸うと、肺と嗅神経を通じて血液中に吸収され、嗅覚に結びつきます。風呂の湯に入れて使うか、マッサージオイルに混ぜて使うかすると、皮膚を通じて血液に吸収され、筋肉や関節・組織・器官に運ばれるようになります。

【 吸入によっての作用 1 】
アロマセラピーは心とからだを一緒に治療します。精油がからだに対する化学的な効果を持ち合わせると同時に、香りは気分に強く作用します。さまざまな香りがさまざまの線に作用し、内分泌系に働きかけて、からだのバランスを整え、安定させます。ほかの感覚器官にはそれほど集中しませんが、嗅覚はもっとも敏感な感覚器官の一つであります。

ある香りが吸入されると、香りの芳香分子は通りがかりに鼻孔の神経を刺激し、神経インパルスに変換されます。すると、このインパルスは脳内にある嗅球に届き、嗅球は大脳辺縁系と結びつく事になります。大脳辺縁系は記憶と感情を支配する脳の部分であり、この香りの情報は、そのあと下垂体を支配する脳の部分の視床下部に移行します。するとこんどは視床下部が、基本的な身体機能のほとんどにとって、もっとも重要なホルモンを放出して反応をおこします。

アロマセラピーでは、一般的に使用される4種類の異なる吸入技術があります。

【 吸入によっての作用 2 】
1、ボールにお湯を注いで2〜3滴の精油を落とし、暖房機か温風機のような熱源のそばにおいておく。
2、湯をはったボールに充血をとる精油を5滴落とし、頭にタオルや布をかけてボールの上に顔を傾け、3〜4分間湯気を吸い込み、目を閉じている。
3、まくらカバーに去痰効果を持つ精油を2〜3滴ふりかける。
4、ティッシュに数滴の精油をしみこませて、封をしなおせるビニール袋に入れて持ち歩き、時々気化成分をかいでみる。

【 吸入によっての作用 3 】
精油の中には強壮効果を持つものもあるので、用途に合わせて使用しなければなりません。同じ精油、例えばラベンダー油がそのときからだの要求に合わせて、鎮静剤として作用したり刺激剤として作用したりします。 精油を使うときに重要なことは、純粋な製品を使用することで、合成香料は精油をそっくりな香りを持つかもしれませんが、治療効果は同じものではありません。

■吸収によっての作用
アロマセラピーによるマッサージ治療をすると、肌にすりこむ心地よく匂う精油は血液中に吸収され、神経系と、免疫系・内分泌系にプラスの効果を発揮します。精油でマッサージをすれば両方の相互作用で、かrだの相乗効果を期待できます。普通の基準で精油を使えば、病気に対するからだの抵抗力が強くなります。それはまた、積極的な精神状態を昂進するので、免疫系を刺激する補助手段となります。

精油は高度に濃縮されていますので、そのまま使用すると炎症を起こすことがあるので、肌にじかにつけることは避けましょう。スイートアーモンド油や、アプリコットの種の精油のような多用される基材精油で、精油を薄めるようにします。

基材精油は自然な媒体であり、治療効果を変質させないで精油を薄める事ができます。それでも、スイートアーモンド油とアプリコットの精油は、肌にそのままつけても問題は起こりません。ラベンダー油は肌荒れを治療し、虫刺されや発疹だけではなく、やけどや切り傷さも使うことができます。チャノキ油も感染症や炎症を起こさないし、「ビンの中の救急箱」として親しまれてきました。それは抗感染薬・抗炎症薬・消毒薬・抗ウィルス薬・抗真菌薬の効果を持っている。

 

■アレルギーに効果がある精油
精油はハーブと同じく、そのまま自然な形で使うのが一番です。精油の活性成分を抽出して単独で使えば、効果はより弱くなります。芳香族の精油は、一般に単一の分子しか含まない治療薬と違い、全体として強化しあう数個の分子をさまざまな比率で含んでいる。しかし、非常に効率よく精油をミックスし、相乗作用のあるブレンドを作ることはできます。以下は、何種かの精油の組み合わせであり、さまざまなタイプのアレルギー治療の補助として期待できます。

■アレルギーのうっ血の治療法
ユーカリ油
ユーカリ油には、充血除去剤と消毒剤というふたつの特質があります。ティッシュに2滴しみこませて気化成分を吸入するか、吸入剤に5〜10滴混ぜて使うかします。お湯をはった洗面器に5滴落として、頭にタオルをかけて洗面器のうえに顔を傾け、気化成分を吸入します。好みで1〜2滴のほかのユーカリノキ属の精油か、ペパーミント油を混ぜてもいい。

ビャクダン油
水をはった小型のボウルに5滴のビャクダン油を落とします。そのボウルを寝室のテーブルに置いて、睡眠中に気化成分を吸入できるようにします。ビャクダン油を子供の手の届くところや、ペットのそばにおかないようにします。

ビャクダン油とマツ油とラベンダー油のブレンド
15滴ずつのビャクダン油とマツ油と、10滴のラベンダー油を配合します。大きめのポットに一杯の水を沸騰させ、電源を切ってから、ティースプーンに一杯のブレンドした精油を加える。頭にタオルをかけ、ポットに前かがみになりながら、湯気を10分間吸入します。それが終わったら、そのまま暖まった部屋に30分間待機しています。てんかんや神経障害がある方は、マツ油を入れないように注意します。

■皮膚アレルギーの治療法

普通の皮膚アレルギー症には、カモミール油・メリッサ油・チャノキ油・ラベンダー油を使ってみるといいでしょう。最初に行い前にパッチテストをして、炎症が起きていないかを確認して、炎症がなければ患部に一日2〜3回、精油を薄く塗りつけます。

■ぜんそくの治療法
ティッシュに下記のような精油を一種を2滴落とすか、2〜3種の精油を一滴ずつ落とし、気化成分を吸入しましょう。

カモミール油・ラベンダー油・ベンゾイン油・メリッサ油・バラ油・オニサルビア油・イトスギ油・ビャクダン油・乳香油・スイートマージョラム油・セイヨウカノコソウ油・ヤナギハッカ油・など

■湿疹の治療法
症状のあった下記の精油を0・5リットルのローズウォーターに1〜2滴落とします。
ローズウォーターはたいていの薬局で売っています。

感染性の発疹 — ラベンダー油・チャノキ油
炎症性の発疹 — カモミール油・セイヨウノコギリソウ油
カサカサの発疹 — メリッサ油・バラ油
ジクジクする発疹 — ミリス油・パチョリ油

上記の精油を布に少量浸し、患部にあてて使う。

■花粉症の治療法
カモミール油とレモン油のブレンド
ティッシュに一滴ずつのカモミール油とレモン油を落とし、気化成分を吸入する。

自分用のブレンドを作るには
バジル油・マージョラム油・ブルーガム油・カユプテ油・オニサルビア油・チョウジ油・ユーカリ油・ヤナギハッカ油・ラベンダー油・レモン油・メリッサ油・ギンバイカ油・ペパーミント油・マツ油・バラ油・ローズマリー油・スペインセージ油・タイム油・

上記のどれかをブレンドし、ティッシュに三滴落とし、気化成分を吸入する。


■免疫力を高めるには

1リットルの基材精油に50滴のチャノキ油を加え、日に一回、手のひらと足の裏にすりこみます。この簡単な方法で免疫力は高まります。

■炎症を起こした鼻の膜組織の治療法
ティースプーンに一杯のワセリンに、2〜3滴のバラ油または、カモミール油・ラベンダー油を混ぜて、日に三度鼻孔に塗ります。自分の好みで2〜3種類の配合を使用してもいいが、総使用量を全部で三滴に抑えるようにします。

■虫刺されや、くらげなどに刺されたときの治療法
ティースプーンに一杯のアルコールかりんご酢を2〜3滴ずつのチャノキ油とラベンダー油を加えます。このブレンドを指に付けて、肌に軽く塗りつけるようにします。



ハーブ療法によるアトピー・アレルギー療法

ハーブ療法によるアトピー・アレルギー療法

元来、人間は何千年間も病気の治療にハーブを取り入れてきました。世界中の多くの人たちが、いまも安全で信頼できて、副作用がないという事からハーブを使っています。 現在、約5000万人のアメリカ人が、植物性のサプリメントを使用しています。

ハーブによる治療法には、伝統医学のアレルギー治療薬のような即効性はありませんが、伝統医学のアレルギーの薬剤は症状を緩和しても、アレルギーを引き起こす潜在的な原因を取り除くことまではできないです。そのためハーブを使う治療法は、まさにそれが可能な治療法です。ハーブは時には、数週間という長期にわたって、日常的に使う必要があるかもしれないが、からだを自然な健康状態に戻す手助けをしてくれます。



■ハーブの効用について

洗浄作用を持つハーブは、身体機能の正常化を助け、からだの滋養になると同時にアレルギーを軽減してくれます。ハーブはからだのエネルギーのレベルを上げ、免疫系を刺激して、強化する。そして、からだの自然治癒のメカニズムを促進する役割を果たします。また、多くのハーブはヒスタミンの形成を抑えるビオフラボノイドのような化合物も含みます。
ハーブを使う治療法は、穏やかで効果的であり、伝統医学の代替えになる経費のかからない方法の一つでもあります。

ハーブは伝統医学の薬剤と併用できるし、ほかの治療法の補助療法としても効果を期待できます。それらは自然な治療法であり、薬剤よりも安全で、副作用も少ないことが知られています。ハーブは食事療法と生活スタイルにもつり組む全体的な医療プログラムの一部として、症状を一時的に抑えるだけでなく、症状の原因を取り除くためにも効果を上げています。



■アレルギー治療に活用するハーブ
多くのハーブとハーブの組み合わせは、さまざまなタイプのアレルギーを治すことができます。下記に説明するハーブは、もっとも推奨されてきた種類とされています。


■呼吸器系に効果のあるハーブ
以下のハーブは呼吸器系を強くするとともに、うっ血と炎症を軽くし、俳液を促進し、肺からの粘液の排出を加速させます。


「アンゼリカ」

アンゼリカは免疫グロブリンE(IgE)という抗体の生産を抑制する働きがあります。毎日アンゼリカの煎じ薬をコップ三杯飲めば、最高の治療効果が期待できます。


「ベイラム」

ベイラムは分泌物を減少させる効果があります。充血を取り除くには、うがいに使うか、胸の湿布に使うことです。


「トウガラシ」

トウガラシが持つ活性成分のカプサイシンは、呼吸器系の排水を促進します。トウガラシは安価で、いつでも入手できる素材です。


「ニワトコ」

ニワトコは、うっ血と炎症を鎮める働きがあります。


「マオウ」

マオウは、鼻と胸の充血をとります。この植物のアルカロイドはエフェドリンと偽エフェドリンであり、どちらも、気管支拡張剤になります。

マオウは中国で5000年以上に渡って呼吸器系の病気の治療に使われてた歴史があり、現在でもアジアのさまざまな種がエフェドリンと偽エフェドリンの素材として使われています。エフェドリンは鼻孔の細胞アレルギー反応を抑える力と、気道を緩める効力があるので、アレルギーとぜんそくの治療に使用されます。

伝統医学でマオウを用いたときに、初めてアルカロイドが広く使えることが発見されました。交感神経系を刺激する副作用は、血圧を上げる結果になるが、マオウ属の植物を使うときに、活性成分を分離しさえすれば、血圧はそれほど上がりません。マオウのもう一種類のアルカロイドである偽アルカノイドは、脈拍数を抑制し、血圧をわずかに低下させ、エフェドリンの副作用を中和する働きがあります。それは、エフェドリンと似た有効な気管支拡張作用を持つが、心悸亢進や心臓管系の病気に副作用はないとされています。

うっ血除去剤には、マオウの成分に似た化学物質を含むものがあります。また、マオウは適切に使用すればまったく害にならないものです。しかし、エフェドリンは副腎を弱めることがあるので、長期間にわたって使用すると、治療効果が減少する恐れもあります。

ですので、いつもビタミンB5・B6・C・マグネシウム・
亜鉛のような副腎を支える栄養素と一緒に使用しましょう。ロベリア・カンゾウ・ゲリンデーリアのような去痰薬のハーブと組み合わせて使うのが望ましいと考えられています。


「ユーカリノキ」

ユーカリノキは鼻孔と肺から粘液を除去し、鼻孔から鼻咽喉までの苦痛を解消する働きがあります。トローチ・軟膏・液体で使用するか、葉を煮出して湯気を吸い込むようにします。


「コゴメグサ」

コゴメグサは抗炎症薬のフラボノイドを含み、鼻孔にならぶ肥満細胞を安定させます。


「コロハ」

コロハは呼吸器系の粘液を取り除く働きがあります。コロハを煎じて、毎日コップ2杯飲むようにしましょう。


「ナツシロギク」

ナツシロギクは脂肪酸の代謝を高め、アラキドニック酸の形成をいちじるしく抑制する働きがあります。そのため、ヒスタミンとロイコトリエンの生産が少なくなります。


「バイモ」

バイモは中国のハーブで、ユリ科に属し、中国のビワやカンゾウの根と合わせると、効果的な咳止めシロップとなります。


「ニンニク」

ニンニクはIgE抗体を減少させて、生のままや錠剤で摂取することができます。


「ショウガ」

ショウガを煎じれば、うっ血除去剤の性質を持ちます。煎じて飲むか、湯気を吸い込むようにする。


「イチョウ葉エキス」

イチョウ葉エキスは抗酸化物であり、肺の粘液を排出する去痰薬になります。


「アキノキリンソウ」

アキノキリンソウは粘液を除去する働きがあり、煎じて飲むか、湯気を吸い込む。


「ヒドラスチス」

ヒドラスチスは粘液を除去し、栄養素の吸収の手助けをします。ブタクサにアレルギーがある方は、ヒトジラスを取らないように注意してください。また、一日に一度の服用を、一週間以上続けてはいけません。


「レモングラス」

レモングラスは、うっ血を取り除きます。煎じて飲むか、湯気を吸い込む。


「モズウイカ」

モズウイカの煎じ薬は、花粉症の治療に有効であります。毎日、コップに二杯飲むようにしたい。


「ミスリ」

ミスリは炎症を抑え、分泌液と排出物を抑える収斂性を持ちます。


「レッドセージ」

レッドセージは粘液を除去する働きがあります。


「レイシ」

レイシはヒスタミンの流出を抑え、呼吸器系の緊張をゆるめ、脂肪酸の代謝を高めて、ロイコトリエンの量を減らします。

「ローズマリー」

ローズマリーはうっ血除去の性質を持ち、煎じて飲むか、湯気を吸い込む。


「セージ」

セージはうっ血除去の効果があります。煎じて飲むか、湯気を吸い込む。


「カイソウ」

カイソウは唾液の減少による、乾いたしつこい咳がでる気管支ぜんそくの治療に有効です。粘液の分泌の流れをよくし、タンを切りやすくします。


「イラクサ」

イラクサは予防用としまして、花粉症の季節が始まる1〜3週間前から使用すると効果的である。花粉症の季節が始まったら、アレルギー症状を抑える働きもあります。


「マテ茶」

マテ茶はアレルギーの症状を抑える働きがあります。


「ノコギリソウ」

ノコギリソウはうっ血除去の効力と、収斂効果を持ち合わせています。また、炎症を起こした組織を鎮めて、分泌液や排出物をへらします。煎じて飲むか、湯気を吸い込む。

■肌のためのハーブ

「クロフサスグリ」

クロフサスグリのオイルは抗炎症剤として優れた効果を発揮します。

「クロクルミ」

クロクルミは湿疹の治療に、内服と外用の両方に使うことが出来ます。

「ゴボウ」

ゴボウは市販用に調理されたものを、湿疹・発疹・ジンマシンの治療に外用として使用することができます。しかし、この植物を生のままで使うことができないのは、接触性皮膚炎を起こすことがあるからです。

「キンカセイ」

キンカセイは薬草をクリームとして使えば、乾燥して、ひびができた肌をなめらかにします。

「ナデシコ科」

ナデシコ科の小型の種を風呂に入れて入浴すると、かゆみが止まります。1カップ〜2カップのエキスをお風呂にいれます。

「マツキイグサ」

マツキイグサのオイルは、乾いてカサカサした、痒みを持つ肌をなめらかにします。患部に塗って、軽くマッサージします。

「ヒドラスチス」

シドラスチスは湿疹を治す効果があります。

「ヒイラギメギ」

ヒイラギメギを煎じた汁は、湿疹の治療に有効であります。こちらの煎じた汁は湿布用に使用することも、患部につけることもできます。「ムラサキツメクサ」
ムラサキツメクサは血液を清浄にし、神経を和らげます。

「ギシギシ」

ギシギシは組織の洗浄効果を持ちます。しかし、下痢を起こすこともあるので、大量に使用してはいけない。

食事療法によるアトピー・アレルギー療法

食事療法によるアトピー・アレルギー療法


食品と飲み物は体内で薬剤として作用し、思わぬ医薬品になりうることがあります。実際にこれまで食品中の自然な効力のいくつかが抽出され、治療目的で濃縮されて使われてきています。その中で食品と飲み物の中には、からだの不調の原因となるものもあるので注意しながら行わなければなりません。アレルギーの原因となるアレルゲンには、じつにさまざまなものがありますが、なんといってもその種類と量では食べ物のほかにはないと思います。したがって、アレルゲンの予防や治療には食事療法が基本になります。

子供の場合は、乳児や離乳食にアレルゲンとなるものが含まれますので、そこから何がアレルゲンとなっているかを突き止めます。乳幼児は消化機能が十分に発達していないため、食物アレルギーを起こしやすいといわれていますが、2〜3歳くらいになるかと消化機能も発達してきますので、多少未消化で大きな成分のまま吸収されても、アレルギー反応を起こす前に腸の免疫系によって排除されてしまいます。そのため、乳幼児は消化機能と腸の免疫系が発達してからでないと、食物アレルギーの原因となるアレルゲンを特定することが難しいケースもあります。

子供の場合、もっともアレルゲンになりやすい食品は卵です。とくに、卵白がアレルギーを引き起こします。次に多いのが牛乳で、その次が大豆です。これらの食品を三大アレルゲンと言っています。大人の場合は、ジンマシンが出る人は、そのときどんなものを食べたか、ある程度わかっていると思います。サバなどの青魚や卵、乳製品といったアレルゲンがはっきりしていれば、その食品を除去すれば解決します。

アレルゲンと食品の関係
アレルギーの事を考えるほとんどの人は、まず食事からアレルゲンとなる食品を除去しますが、アレルギー症状を軽くするか治療するためには、食事に加えたほうがいい食品も多いことがわかっています。下記にていくつか有効な食品を紹介いたします。

水は、からだに必要な水分を保つ役割をします。少なくとも毎日、コップ一、二杯のきれいな水を飲み、からだを動かす日なら、もっとたくさん補給するようにしましょう。適切な水分を保たなければならない理由としましては、体内の水分の保有量が低くなると、ヒスタミンの生産量が増えたことによります。ヒスタミンのレベルが高くなると、アレルギー症状が亢進する。
大麦湯 病人用や、子供の下痢止めに使われる大麦湯は気管支の発作を緩和します。
コーヒー コーヒーは天然の気管支拡張剤として作用するので、ぜんそくの薬剤が手に入らないときに緊急用として使用することもできます。
グレープジュース グレープジュースは肺をきれいにし、咳を鎮める効果があります。
かんきつ類 かんきつ類の皮は、ビオフラボノイドの素晴らしい宝庫として有名です。かんきつ類の皮で、手作りの健康な軽食などを準備できるし、オレンジ・レモン・グレープフルーツの皮の細切りを柔らかくなるまで蜂蜜につけておけば、ビオフラボノイドを大量に摂取することが可能です。アレルギー症状を抑えるもう一種のフルーツは「パイナップル」で、パイナップルは粘液をサラサラにする働きをもちます。
とうがらし類 とうがらし類は鼻腔のうっ血を取り除く作用があります。新鮮な「アバネロ(小粒な激辛のトウガラシ)」はもっとも効果的ですが、さらに入手しやすいカイエンヌペッパーも有効で、こちらは料理に振りかけるときに使いやすいです。また、トウガラシの有効成分であるカプサイシンは、体内水分の排出を促進する働きがあります。
ホースラディシュ ホースラディシュも、うっ血を取り除く働きをします。
タマネギ タマネギはビオフラボノイド・ケルセチンを大量に含む食品です。この物質は、肥満細胞と好塩基性白血球を安定させる効果を持つうえに、抗炎症性という効能を持っています。生のタマネギはタンをとる働きがあるので、ぜんそくの発作が起きたときに常備薬がなければ、その場しのぎに使うこともできます。また、スライスした生のタマネギを舌の下に入れると、天然の気管支拡張剤になりえます。
ヨーグルト ヨーグルトは体組織に好ましくないバクテリアを導入する働きがあります。乳製品の過敏症がある人は、1グラムあたり数百万のバクテリアを含む乳酸菌のカプセルをとることである。
蜂蜜 未加工の蜂蜜には、大量の花粉が含まれるので、さまざまなタイプの花粉に対する過敏症を抑制します。例えば、特有のアレルギーを抑えようと思えば、地元の養蜜家より生の蜂蜜を買うことをお薦めします。コップ一杯の水に、スプーンに一杯ずつのりんご酢と蜂蜜を入れて飲めば、花粉症などにも効果があるでしょう。

避けたい食品
粘液を形成する食品は、アレルギーに対する過敏症を高めてしまいます。そのため呼吸器系の粘液が多ければ、アレルゲンがそこに補足されるので、体組織は長く刺激を受け続けて、症状はより重くなります。粘液を形成するのは、おもに乳製品と小麦粉です。
ほとんどの動物性脂肪に代表されるアラキドン酸の高い食品は、ロイコトリエンの流出を引き起こします。ロイコトリエンとは、アレルギー反応の続く間、放出される物質で、ヒスタミンの1000倍の働きをする。エビ・カニ類や赤みの肉には、アラキドン酸の含有量が高いとされています。アレルギーの季節が始まる二ヶ月前から、粘液を形成する食品と、アラキドン酸の高い食品を減らすと良いでしょう。また、アレルギーの期間中は、それらの食品を完全に避ける必要があります。

カビに対する過敏症があれば、菌類と酵母菌を含む食品を避けなければなりません。これらの食品は、アレルギー反応のきっかけになってしまいます。現実に冷蔵庫の中のものが腐ったと思っても、その臭いを嗅いではいけません。かびの胞子を吸い込めば、アレルギーが起こる可能性があるからです。さらに、ビール・チーズ・ドライフルーツ・フルーツジュース・マッシュルーム・ピクルス・しょうゆ・砂糖・トマト製品・豆腐・酢などを避けるようにしましょう。また、イネ科のアレルギーがあれば、サトウキビにもアレルギーがあるかもしれません。

砂糖を使う必要があるときは、ビートかフルーツから摂取した糖分を使うようにしましょう。さらに、ブタクサにアレルギーがあれば、メロンを食べないように注意しましょう。

2005年10月14日

リフレクソロジー(反射療法)によるアトピー・アレルギー療法

リフレクソロジーによるアレルギー療法

反射療法は、すべての器官とからだの反射部位が足にあると考えていることであります。反射療法士は足にある反射部位を刺激するとこによって、多くの健康問題を改善できると考えます。

そのため、足のツボを揉んで、老廃物の蓄積を解消し、神経インパルスを開通させようとします。また、足の特殊でない部位は、エネルギーの流路のうっ血点や、関連する部位の問題点を示すと考えられています。

自己治療のために反射療法を使うことはとても有効な手段です。例えば、足の裏のやわらかい部分は副鼻腔の反射部位で、そこをマッサージすると、つまった鼻がすっきりする事が多いとされています。足の三指と四指の裏側の肉厚な部分は、肺と気管支に通じています。

ですので、この部分を揉めば、ぜんそくの発作を治す手助けになります。反射療法は症状の治療を目指すとは限らず、からだ全体のバランスを整えようとします。

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