現代の栄養学
■現代の栄養学 |
現代の栄養学は言い換えますと「食品分析学」です。その食品に含まれている栄養素を分析しているだけで、蛋白が00g塩分が00g熱量が00カロリーという具合に数値を計算しているだけで、机上の学問にすぎません。 本来であれば、その栄養が人間にとって必要なのか不必要なのかが大事であって。そのようなことにはまったく関心がないのが今の栄養学といってもいいでしょう。 |
■現代の栄養学 |
現代の栄養学は言い換えますと「食品分析学」です。その食品に含まれている栄養素を分析しているだけで、蛋白が00g塩分が00g熱量が00カロリーという具合に数値を計算しているだけで、机上の学問にすぎません。 本来であれば、その栄養が人間にとって必要なのか不必要なのかが大事であって。そのようなことにはまったく関心がないのが今の栄養学といってもいいでしょう。 |
■牛乳の勘違い 3 |
牛乳とは脂肪のかたまりです。あらゆる食品の中でも、もっとも脂肪の含有量が多い食品の一つです。牛乳を飲んでいるのか、油を飲んでいるのかわからなくなってしまいます。 しかも、飽和脂肪酸が多く質も悪いことが判っています。牛乳とは「体格には大変よい食品」ですが、「体質には非常に悪い食品」として覚えておきたいものです。 |
■牛乳の勘違い 2 |
牛乳に含まれているカルシウムが良いというのも実は怪しいものです。昔に牛乳など飲めなかった世代の人間のほうが、現在の牛乳をのんでいる子供よりもはるかに「骨が丈夫」だったと考えられます。 牛乳をたくさん飲んでいる今の子供たちのほうが、骨が折れやすいのはなぜでしょう?現代の子供たちの骨が折れやすい原因のなかには、カルシウム不足というよりも、むしろ砂糖や燐酸塩の取りすぎによる骨や歯の溶度性が問題になっております。カルシウムをたくさん摂取するよりも、まずはインスタント食品などの「体に悪い食品」を減らすべきでしょう。 |
最近の子供には、顔色が悪く、青白い子供が多いですが原因は牛乳の飲みすぎによる「鉄欠乏性貧血」と診断されます。牛乳は鉄の含有量が非常に少なく、そればかりか腸管での鉄の吸収をさえぎることもあります。 そのため他にいくら鉄分をたべても牛乳を多飲することで、「鉄欠乏性貧血」になってしまいます。体質のよっては牛乳が合わない子供もいますので、無理やりに飲ませることはしないように注意が必要です。 |
風邪やアレルギーなどは、ときに体の調節をしている場合があります。例えばネフローゼが麻疹のあとに治ったり、昔から言われていますが、激しい下痢のあとにアトピー性皮膚炎がきれいになったり、高熱の後にアトピー性皮膚炎がきれいになることもしばしば見受けられます。 逆に風邪がこじれる人ほど、体や体質が良くないことを示していることになります。 |
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■牛乳と母乳の関係 |
母親が母乳を出すために、牛乳を大量に飲んでいる場合がありますが、「牛乳を飲んだら母乳が出る」と言う事は、なんの根拠もありませんし、ありえないことです。逆によけい出なくなります。 実際に、牛乳を飲んでいる乳牛は居ません。乳牛は「草」を食べて「牛乳」を造りだしています。人間も本来食べるものは、穀類ち野菜ですから、母親は「穀類」と「野菜」を食べて母乳を作り出せばいいのです。 |
■危険が多い調味料 |
みなさんは知らず知らずに「味の素」を口に入れているのはご存知でしょうか?味の素はL−グルタミン酸ナトリウム・グルタミン酸ソーダ・グルソー・MSGなどとも呼ばれている化学物質です。本来は体内で合成されますので、外から補う必要は無いはずです。 また、味の素は調味料として広く使われていますが、実際は毒性が強いことも知られています。発がん性・催奇形性・染色体異常・中枢神経細胞破壊・行動異常・ビタミンB6欠乏症・骨格異常・ホルモン分泌異常・生殖機能低下などが有名です。 その中でもインスタント食品・スナック菓子・味噌・醤油・コンソメ・だしの素などさまざまな食品に多量の味の素が使用されているので、注意が必要です。 |
■解熱剤の誤解 |
解熱剤は熱をさげるために有効な薬として知られていますが、実際は治るのを邪魔して「熱を出させない薬」となってしまいます。心配なのは熱を出す力も、治す力も、ストップさせる薬となることです。そのため子供を将来丈夫にしたければ解熱剤の使用はなるべく避けるのが懸命です。 |
■「風邪」と「病気」の境界線 |
熱は、悪いから出るのではなく、病原体と戦うために自分で出す「生体防御」の熱と思っていいです。40度の熱が出ると言う事は、相手の病原体が40度分しぶといから、それに対抗して自分で40度をだして戦っているとかんがえられます。 37度程度の病原体には37度しか出しません。自分の身体が、病原体の強さに合わせて何度の熱を出すかを決めているので、その病原体に身体が負けてしまったら病気ですが、勝ったらただの風邪なのです。 母親は病原体に負けていないかを観察していればいいと思います。 |
■熱を出しても大丈夫 |
赤ん坊は、生後6ヶ月は母親から抵抗力(IgG抗体)を授かっており、あまり風邪をひかないことはご存知でしょうか?しかし、6ヶ月を過ぎると、抵抗力が切れてしまいます。その後は自分ですべての病原体にかかって抵抗力をつくって行くしかありません。 つまり、風邪をひかせないようにとか、ひかせてしまったとか考えることは、無駄な事になってきます。一生のうちで、もっとも抵抗力をもらえる大事な時期は、生後半年から6歳までの間です。 ですので、小学校にはいるまでに、風邪を引けばひくほど丈夫になり、その後はあまり風邪を引かなくなるわけです。母親が心配するのは風邪をひいたことではなく、こじれないように看病することです。風邪をひくことでどのように抵抗力が身に付くかというと、熱を出して作り出します。 |
■普通に「水」を飲める日本? |
身体をつくるものは食物ですが、水がきれいでなければ体質はよくなりません。なぜならば、大人の体重の60%・乳幼児の体の70%は水で出来ています。もちろん食物もほとんどが水で出来ています。野菜は90%以上、肉は75%が水分です。現在の水道水は、ほとんど毒物といっても過言ではありません。世界中で水道水を飲んでいる(安全と思っている)国民は日本人だけです。
【 塩素 】 |
■からだを冷やす食品 |
ひと昔前の子供達は、みなさんほっぺたが赤く、体温が36・5℃あったと思います。そして風邪などは全部自分で治すことが出来ていたはずです。ところが、最近は体温の低い子が多くなかなか風邪の治らない子供が増えてきています。 この現象は、冷え性によることが大きな原因と考えられます。つまり、冷える食品の食べすぎによる冷え性の誘発につながっているからです。体温が低いということはからだにとっては大変悪い体質で、どのような病気に対しても重症化してしまう恐れがあります。 昔は「妊婦や子供には、冷える食品はたべさせるな」というような事がよく聞かれましたが、最近では必要以上に冷える食品を口にしている方が多いようです。ですが、熱のあるときや、夏の暑い時期などは自然の解熱剤として問題ありませんが、青白くて平熱の低い子や、寒いときにはなるべく控えることをお薦めします。
【 特に冷えやすい食品 】 |
■風邪の種類 |
風邪のなかにも「良い風邪」と「悪い風邪」があります。 「良い風邪」 赤くて、熱があって、元気で、痰も鼻も自分で出せて、自分で治る 「悪い風邪」 青くて、冷たくて、元気がなくて、ゼーゼーして苦しい、吐く、薬づけ 食生活に気をつけていると、熱の出ない治りにくい「悪い風邪」から、熱が出ても元気に自分で治せる「良い風邪」に、徐々に変わって行くことができます。 |
■腸の休養日には絶食 |
消化管には本来、身体の不用物・毒素を排泄する働きがありますので、悪い食生活では本来の働きを低下させてしまいます。従って、絶食、少食にすると、負担が軽くなり、腸本来の働きが増し、体内の毒素が多量に排泄されます。 人間には身体の休養も必要ですが、時には腸(消化管)の休養も必要ですので、断食とは言いませんが、少食の日、休肝日、休腸日を作ってあげると、身体の回復力、治癒力が向上します。ただし、やみくもな絶食などは危険が伴いますので注意が必要です。 |
■薬品とは違う自然の解熱剤 |
果物などは自然の解熱剤として昔から広く伝えられていますが、最近では顔色の青白い子供が、冬の寒い日にアイスクリームや果物、乳製品をたくさん食べ、ジュースをがぶ飲みしています。これではからだが冷えてしまうのも無理ありません。 ビタミンCなどは抗炎症作用のある冷やすビタミンですので、炎症の強いほてった病気には効果的ですが、普段に大量に食べると冷え性になってしまいます。風邪を引いたとき・運動をした時・疲れた時・などにはビタミンCはとても効果的です。 |
■風邪やアレルギーは病気じゃない |
風邪やアレルギーは病気ではありません。病気だと思ってしまうと、薬に頼ってしまい本当に病気になってしまいます。アレルギーとは「からだが間違っていますよ」という危険信号を発していると言っていいでしょう。すぐに気づけばいいのですが、実際は薬で症状を抑えて無視しています。そうしますと、当然あとから大きな病気となって出てくることになってしまいます。 ですので、アトピー性皮膚炎のように、軟膏をやめてしまうとまた、症状が出てしまうのは治療ではなく塗装です。その前になぜ症状がでてしまったかが大事です。 |
■発熱と解熱剤の使い方 |
発熱は体を守る仕組みの中で、もっとも必要なとこです。病原体(細菌やウィルス)や外傷・外からのストレスに対して、熱を出すことによって自分の体を守っていると考えられます。 そのため解熱剤を安易に使用することは逆効果になる可能性がありますので、本来は丈夫な子供が病気に対して闘えるような体つくりを心がけるようにしたいものです。 |
■薬で症状が逃げ出す |
今の病院では、症状別に科に振り分けられてしまうのが現状です。例えばアトピー性皮膚炎の皮膚の部分に軟膏を塗ると、また別のところから出る場合があります。 アトピー性皮膚炎と気管支ぜんそくの両方ある子供に強い軟膏を塗ってあげると、皮膚がきれいに治る代わりにゼーゼーと呼吸がひどくなってしまいます。 逆に軟膏を止めると皮膚の症状が悪化して、呼吸は軽くなります。 ほとんどの医者は皮膚に軟膏を塗った経過しかしらないので、皮膚は皮膚科へ、耳は耳鼻科に、ゼーゼーは小児科にといった具合に、自分のところだけ薬で抑えればよいという考えで治療をしているので、原因がなにから発生しているかを知る事が一番重要になってきます。 |
■食事で全ては解決できない |
アレルギー性疾患は、食事制限によって改善しますが、先天的や病気や内分泌疾患、免疫異常などの重篤な病気の改善は難しいです。 しかし、食事が悪いと必ず症状が悪化してしまいます。食事で病気がよくなるのではなく、質の良い食事を取ることによって、自ら病気を治す力(自然治癒力)が回復するのです。薬を減らすためにも、食事は大変重要な要素になってきます。 もって生れたアレルギーの要素は変えられませんが、母親の胎内の環境(食生活)や生れてからの環境(食生活)などは十分変える事ができるので、体質を持っていても、症状として出ないように注意すればいいのです。 |
■昔と今の病気の変化 |
最近ではなにか症状が発症するとすぐに病院へ行き、お薬をもらって安心している人がおりますが、ひと昔前ではアトピーも、喘息も、肺炎も、あまりなかった特別な病気でした。それは食べ物の質がよく、症状が軽かったことと、親がよく看病してくれて、少しくらいの病気では病院に連れて行かなかったことが考えられます。 また、そのような病気でも自分で治ることができた事が大きかったと思います。ところが最近では、体のよくない食品が数多くあるせいで、体が汚染されてしまい、症状が強く出てしまうことが多々あります。そのため親は心配になり病院に行き、薬を飲ませて安心して知らず知らずのうちに薬づけになってしまいます。そのなるとさらに症状は悪化してしまい悪循環の繰り返しになってしまいます。 もともと体質改善の薬などありませんので、すべての症状を抑えているに過ぎません。健康な体や体質をつくるのは、水と空気と食物です。毎日口に入るものをきれいにしていくしか解決策は無いようです。 |
■現在の食事事情 |
昔は食べる事がなかった食品を現在は食べるようになっています。日本人もつい最近までは、どこの家庭でも火の通った和食が基本でした。ところが、急激な欧米化が進み、国の指導で今までに食べていなかった食品が主流になってしまいました。人間は牛乳・肉・卵を食べなくとも生きていけます。 そして、日本人は元々草食ですが、今は雑食になっています。現代の栄養学は、本来必要ないものを必要だと仮定した栄養学になっているので、体質の悪い子には悪影響を及ぼします。 動物性食品は、本来必要ないのですが、食べるとからだがどんどん大きくなりますので、体格はよくなります。しかし、もともと必要がないので、合わない人もでてきます。(体質が悪くなります) |
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