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2005年10月07日

アレルギー反応

アレルギー反応

アレルギー反応とは、たいてい白血球が過剰反応し、このアレルギー反応自体が病気になると言われています。

たとえばあなたは、血流中に何か微小な粒子(アレルゲン)が紛れ込んで、感染症やカゼや喉の痛みに苦しんだことがあるかもしれません。こうした微粒子は、これまで常に感染症が起こる前に、リンパ腺とマクロファージ(感染症からからだを守る特殊な細胞)で処理されていたはずです、そのおかげで異物や微粒子は、からだから簡単に洗い流されてきました。

しかし、免疫細胞がバクテリアや、さまざまなウィルスを忙しく攻撃しているときには、無害や微粒子を別のタイプの異物判断することがあり、それらに目標をつけるようになります。そんな時のあなたのからだは、五日前後で、チェックをつけたすべての微粒子を攻撃するための新しい特殊な細胞(抗原)を作り出します。

そうなると、からだがその無害な微粒子があると感じるたびに、抗原が一丸となって、微粒子の攻撃を開始します。そして、免疫細胞がアレルゲンを攻撃する場所では、ヒスタミンが放出され、そのヒスタミンがアレルギーに結びつき炎症、充血、粘膜などを引き起こします。

アレルギー対策に

アレルギー対策に

一言で、アレルギー対策といってもさまざまな事があげられます。

【アレルギー対策】
■食事に気をつける
■生活環境に気をつける
■ストレスなどに気をつける
■妊娠中など普段と違い場合も気をつける

上記以外にも、さまざまなアレルギーの素因を取り除くことが大切です。 また、食事などでは無農薬、無添加の食物をたべるようにしたり、 普段日常で摂取するお水などにも注意していくことが大切になってきます。

アレルギー治療法

アレルギー治療法

副作用やリバウンドの少ない治療法としては次のようなものがあります。

食事療法
ハーブ療法
アロマセラピー
ホメオパシー
リフレクソロジー(反射療法)
漢方療法

アレルギーの体質改善

アレルギーの体質改善

アレルギー体質の体質改善でまず必要な事は汚れている体の中を綺麗にすることで、 具体的には血液と体液を綺麗(サラサラ)にし、体に溜まっている老廃物を処理し、 内臓が本来の働きが出来るようにすること。

そうすると人間本来のもつ治癒力や免疫力、抵抗力が働くようになり、 皮膚の再生能力を高めることになります。アレルギーの体質改善の場合は 体質が完全な状態に戻るまでの時間の掛かり方が個人差もあり、まちまちです。

その中でも、長期間のリバウンドを克服して、本来の治癒力を取り戻すケースが目立っています。 そのため、ある程度リバウンドを覚悟し、その場合の職場や家庭、家族の理解や 助けが必要になります。

アレルギー物質

アレルギー物質

アレルギー物質とは、アレルギー反応を示す人にとってアレルゲンとなる素因のことを言います。

ハウスダスト アレルギー(ダニ)
カビ アレルギー
花粉 アレルギー
ペットの毛や垢での動物アレルギー(犬・猫)
食物アレルギー・薬物アレルギー(薬)
昆虫アレルギー など

大豆アレルギー

大豆アレルギー

大豆アレルギーは鶏卵や牛乳などと同様に乳幼児期に始まり、 一般的には学童期の前にほとんどが解決すると言われています。

大豆は、卵白、牛乳とともに3大食餌性アレルゲンの1つとされてきましたが、 近年小麦アレルギーの増加などにより相対的に頻度は低下しています。

ちなみに、おからは大豆製品のうち特にアレルゲン性が強いため、要注意です。 大豆アレルギーはお菓子や冷凍食品などに含まれているので、食品を選ぶ際は注意 してください。

牛乳アレルギー

牛乳アレルギー

牛乳は体質を非常に悪化させる食品です。牛乳の栄養価が宣伝される一方で、 牛乳によって引き起こされる病気があることも知っておかなければいけません。

どのようなものにも利点と欠点があるものです。我が国では、ごく一部の子供達が アレルギー体質でひどい思いをしていても、全体の平均値があがれば多少のことは気にしません。 いわば、アレルギーの子供達は被害者といってもいいでしょう。

栄養学が何をこじつけようが、「牛乳は牛の子供が飲む」もので、人間の子供が 飲むものではありません。また、人間が牛を食べなければいけない理由もどこに ありません。人間と牛にはなんの関係もなく「異種蛋白」になります。

合わなければアレルギーが出るのは当然といえるでしょう。 上記のようなことから、牛乳を飲むと具合の悪くなるアレルギーの子供達が沢山いますが、 アトピー性皮膚炎・気管支ぜんそく・花粉症・紫斑病・などで牛乳をやめてから 症状がよくなった子供は数え切れません。

小麦粉アレルギー

小麦粉アレルギー

日本では卵、牛乳、小麦、大豆、米の5大アレルゲンが知られています。 また、最近では魚介類や甲殻類、ピーナッツ、そばや小麦粉などに対しても アレルギー反応を示し、ときにはアナフィラキシーショックを引き起こすような 重篤な症状に陥る場合もあるので注意が必要です。

特に小麦粉アレルギーの 場合は赤ちゃんの時からその傾向が出てしまう場合があります。この場合、ミルク ひとつとっても小麦粉が使われているので、食品全体に気をつける必要があります。

また、自分がアレルギーレベル幾つなのかを知ることによって、多少摂取しても 症状が出ない場合もあるので、一人一人の状態によって見極めることが重要です。

そばアレルギー

そばアレルギー

日本では卵、牛乳、小麦、大豆、米の5大アレルゲンが知られています。

また、最近では魚介類や甲殻類、ピーナッツ、そばや小麦粉などに対しても アレルギー反応を示し、ときにはアナフィラキシーショックを引き起こす ような重篤な症状に陥る場合もあるので注意が必要です。

そういった食物アレルギーの一種に、そばアレルギーが含まれます。 このアレルギーを軽く見ていると、時に生死に関わる危険な状態に陥る 場合があるので、そばアレルギーなんて…とけしてバカには出来ない アレルギーとして覚えておいてください。

蚊アレルギー

蚊アレルギー

蚊アレルギーとは、蚊に刺されることによって刺された部位に 注入された唾液腺物質に対するアレルギー反応のことです。

反応の強さによって、症状の出方には個人差があり、刺された直後からかゆみ、 腫れ、発赤が出現する場合は「即時型反応」また、刺された翌日以降に発赤、 腫れ、発疹、水疱などが出てくる場合は「遅延型反応」と呼ばれています。

この場合のアレルギーは時期的な要素が多いので、冬場には少ない症例と されています。

アレルギー性紫斑病

アレルギー性紫斑病

アレルギー性紫斑病は皮膚、関節、消化器、腎臓などの血管が炎症を起こして血液が漏れる病気です。 それに伴い手足に斑点のような紫斑が出てくることからこのような病名になったとされます。

アレルギー性紫斑病はまれな病気で、主に年少児にみられますが、 年長の小児や成人にも起こります。小児の場合は比較的早く改善しますが、 成人になるにつれ改善が難しくなってしまいます。

また、併発する病気として 腎機能に影響を及ぼすことがしばしばあり、この病気を発症した場合はそういった 病気にも注意が払われます。

いまのところはっきりとした原因が 分かっておらず、今後の研究の成果が待たれています。

紫外線アレルギー

紫外線アレルギー

健常者が照射されて問題ない程度の日光や光線照射(紫外線)にて皮膚に異常反応を示すものです。

薬剤や化学物質などが原因の外因性光線過敏症と、代謝障害や遺伝子異常など生体内の異常に伴って 出現する内因性光線過敏症に大別されます。

紫外線アレルギーの場合は、直射日光に長時間肌をされされてしまうことによって、 炎症を引き起こし痒みが襲ってきます。

アレルギー検査

アレルギー検査

【 血液検査 】
一般的には、まず血液検査をおこないます。血液中のIgE抗体と好酸球の数値を調べるのもで、両方の数値が高ければアレルギー体質ということになります。次はアレルゲンを特定するための検査がおこなわれます。

例えばダニとか卵白のアレルゲンを吸着させたペーパーディスクなどに、検査をする人の血清を加えるという方法があります。ただし、この検査方法はアレルゲンを一つずつ調べなければならないために時間がかかります。


【 皮膚テスト 】
この検査は血液検査と並行して、アレルゲンを皮膚に接触させたり、吸着させたりして反応を見る皮膚テストが行われます。皮膚テストには、プリックテスト・皮内テストがよく行われ、スクラッチテストはⅣ型アレルギーである接触性皮膚炎に対して行われます。

プリックテストは皮内テストに比べて、簡単でアレルゲン以外の物質で反応が出てしまうことが少なく、安全という利点があります。方法としましては皮膚に注射針を刺したり、メスで傷をつけるもので、スクラッチテストはひっかき傷をつけるもので、両者とも、傷をつけたところからアレルゲンを吸収させて反応を見る方法です。

皮内テストは、アレルゲン液をほんの少し皮内に注射する方法です。注射したあとが赤く腫れたり、ふくれたり、かゆくなったりする状態で判断を下します。皮内テストは、まれに全身性アナフィラキシー反応を誘発する場合がありますので注意が必要です。


【 アレルギー誘発テスト 】
血液テストや皮膚テストでアレルゲンを特定することはできますが、このようなテストだけではアレルゲンを特定できないこともあります。食物アレルギーの場合、血液テストや皮膚テストでアレルゲンを特定するのはむずかしいといっていいでしょう。こうした場合に行われるのが、食物除去テスト・食物負荷テストといわれる方法があります。

標準化された方法はまだありませんが、食物アレルギーが疑われる場合、血液検査や皮膚テストで疑わしい抗原(アレルゲン)を絞り込んだうえで、アレルゲンと推測される食物を一定期間、完全に除去して症状の変化を見るのが食物除去テストです。

日光アレルギー

日光アレルギー

健常者が照射されて問題ない程度の日光や光線照射にて皮膚に異常反応を示すものです。

薬剤や化学物質などが原因の外因性光線過敏症と、代謝障害や遺伝子異常など生体内の異常に伴って出現する内因性光線過敏症に大別されます。

ラテックスアレルギー

ラテックスアレルギー

ラテックスとは、天然のゴム製品の原料となるゴムの木の樹液のことで、この天然ゴムにアレルギー反応を示す事をラテックスアレルギーを言います。

主な製品としましては、医療用手袋、家庭用手袋、絆創膏、玩具、コンドームなどがあり、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こす場合もあるので、注意が必要です。

卵アレルギー

卵アレルギー

鶏卵は栄養価が高く食材としてひろく用いられていますが、最も頻度の高い食物アレルゲンです。卵アレルギーの症状としては、即時型のみでなく遅延型の症状もあります。

皮膚症状が最も多く、その大部分はアトピー性皮膚炎です。ついで、消化管症状であり、アナフィラキシーショックもみられます。

金属アレルギー

金属アレルギー

金属アレルギーとは、生体内に侵入した金属に対する免疫反応で、その結果として組織傷害をもたらすものです。金属アレルゲンの侵入経路としては

(1)経皮(イヤリング、ネックレスなど)
(2)経口(食物、歯科金属など)

などがあげられます。金属アレルギーによる代表的疾患はアレルギー性接触皮膚炎があります。

子どものアトピー

子どものアトピー

乳児(子供)のアトピー性皮膚炎では、かゆみが強くあらわれ、顔や体の皮膚は赤く、腫れぼったく、しばしば掻き壊しによって汁が出たり、びらんになりがちです。風呂や布団・暖房で体が暖まると、かゆがります。

紙おむつのあたっている所はあまり発疹が強く出ないところなどは、この病気が掻くことによって悪化することの特徴ともいえるでしょう。

顔のアトピー

顔のアトピー

かゆみの強い湿疹が頭、顔、首、ひじの内側、膝の裏側など、皮膚のやわらかい部分に出現します。年齢によって湿疹のできる場所が変わり、赤ちゃんの場合は頭や顔、しばしば胴や手足にまでジクジクと水をもった湿疹が出ることもあります。

特に顔の部分は乾いてカサつき、かゆみが強くなっていきます。耳たぶの付け根が赤く切れる「耳切れ」もよく見られる症状です。

妊娠時のアトピー

妊娠時のアトピー

妊娠中は体温が高くなり、新陳代謝は激しくなります。 中医学では「熱をもつ」と考えます。そのため、いままで特に症状として 出ていなかったアトピーが妊娠を機に出てくる可能性があります。

そのような時はお腹の赤ちゃんに負担がかからないようにな食事や 漢方薬などで対応するように、きちんとした医師の指示に従いましょう。

アトピー専門医

アトピー専門医(皮膚科)

『皮膚科専門医』とは、指定病院においてトレーニングを積み、 「5年以上の診療経験」、「手術経験」、「論文・学会などの実績」 などの規定をクリアした医師に、日本皮膚科学会が皮膚科専門医試験 を課し、合格した医師のことをいいます。

現在のところ皮膚科を標榜している医院のうち、 皮膚科専門医は3割程度しかありません。

そのため、患者の人数に対して、医師の人数が全く足りない状況です。 一刻も早く、全国に専門医の数を広めることが待たれてます。

アトピー用スキンケア

アトピー用スキンケア

スキンケアとは皮膚を清潔にして、皮膚をいたわることを言います。

【主な対策法としましては】
■毎日シャワーや入浴して清潔、保湿を保つこと。

■日光などの強い紫外線を浴びないように心がける。

■衣服や下着は刺激の少ない自然な素材のものに変えるなど

上記以外でも、さまざまな注意点があります。

アトピーの遺伝

アトピーの遺伝

遺伝はアレルギー反応に結ぶつく主要な要因であります。 家系的に関係の深い人たちがアレルギーであればあるほど、 早い時期にアレルギー反応が現れやすいといえるでしょう。

IgEを濃縮する体質は遺伝するので、アレルギーは家庭的に 広がりやすいわけであります。 血液内にIgE抗体が形成されて全身にまわれば、だれでもアレルゲンに敏感になります。

アレルギー反応は、ただ一度だけ起きただけで、すぐに発症することもあれば、 何年もかけて、すこしずつ発症することもあります。

アトピー用シャンプー

アトピー用シャンプー

一般的に売られているシャンプーとはちがい、アトピー用シャンプーは、 髪、頭皮になじみやすいことを最優先して生体成分を中心に極力シンプルに 設計した低刺激、無添加処方など肌に優しい成分で形成されている。

特に特筆すべき点は、指定成分や香料、防腐剤などを一切含んでいない。 まさに、天然の薬用シャンプーが注目されています。

アトピーやアレルギーで悩んでいる場合、こういった低刺激なシャンプーを 使うことによって、外から肌に与える影響をなるべく少なくする効果があり、 敏感肌の方にも人気があり、今後このような無添加シャンプーは増える傾向に あると考えられています。

【 アトピー用シャンプーの主な特徴 】
■低刺激
■無添加
■天然素材
■化学薬品を使用していないなど。

ステロイド

ステロイド

ステロイド剤は、アレルギーの特効薬として知られていますが、 その一方で使用する量や期間によって、さまざまな副作用があることも確かです。 副腎皮質ホルモンは人間にとって必須なホルモンですが、疾患治療を目的に 連続投与された場合は一時的に過剰状態となります。

そのため、肥満、高血圧、うつ、糖尿病、骨粗鬆症、高脂血症など、 さまざまな副作用を誘発する可能性が高いです。 またステロイドの服用を急にやめると、原疾患が急激に悪化することがしばしば起こる(いわゆるリバウンド現象)。

このようなことを背景に、抗炎症性ステロイドの使用については効果と副作用のバランス関係が取りざたされ、 「諸刃の剣」などと呼ばれることがしばしば。

現在、医薬品として用いられる抗炎症性ステロイド剤は、 投与量や投与方法を十分に吟味することで、副作用を最小限に抑えつつ効果を得ることができるように 医師は常に注意を払って処方している。

アトピーの原因

アトピーの原因

【 アトピー素因がある子供とは 】
親兄弟にアトピー性皮膚炎・ぜんそく・アトピー性鼻炎がある子供は、将来的にアトピー性皮膚炎になる可能性があるので注意が必要です。

【 ストレス 】

赤ちゃんの時から精神的なストレスは皮膚症状を引き起こす要因となります。

【 自動車排気ガス 】

家の周辺に交通量の多い道路があるとアレルギーの程度や発症する確立が高くなると考えられています。排気ガスと抗原を混ぜて吸入させると、鼻粘膜でアレルギーの反応が起こりやすくなると言う事です。

また、昔からスギの花粉は飛んでいたにも関わらず、今になってこんなに花粉症が騒がれだしたのかと考える事も必要になってきます。アトピー性皮膚炎で重度の症状を発症している患者さんは、排気ガスの多いところに住んでいる傾向があるように言われています。

アトピーの改善

アトピーの改善

アトピー性皮膚炎の子供が必ずしも喘息になるということはありません。 喘息を引き起こす要因はアトピー性皮膚炎に対しての薬の乱用によってと考えるべきでしょう。

アトピー性皮膚炎になるべく軟膏を塗らないで食事制限を行いますと、やがてどんどん場所を 変えてでたり引っ込んだり移動変化を繰り返して治癒していく場合があります。

変化が早いほど、移動するほど治る力が強いと考えるべきです。 そのためアトピー性皮膚炎をきれいにするのも大切ですが、 喘息にさせないことも大事です。

アトピーのための食事

アトピーのための食事

アレルギーで食事療法をしなければならないのは、いったいどんな症状の人でしょか? アレルギー症状と言っても、ざまざまで個々によって違ってきます。

皮膚の症状にしましても、肌がカサカサしていたり、湿疹ができてかゆみがあるけれども、 夜寝るときにはそれほど痒くない、仕事や勉強などのも支障をきたさないようであれば、 厳密な食事療法はしなくてもいいでしょう。

また、食物アレルギーの場合、例えば、ジンマシンの原因であるアレルゲンが わかっているならば、その食品を除去するだけで事足ります。

しかし、症状がひどく痒くて夜も眠れないとか、昼間も痒みが気になって 仕事や勉強が手に付かないようでは、きちんとした食事療法をしなければなりません。

どのような症状であれば食事療法を行わなければいけないかは、その人の症状の程度に より(湿疹・かゆさ・ぜんそく・下痢・腹痛などの症状によって決まります。

アトピーの薬

アトピーの薬

現在使われているいる主なアトピー性皮膚炎の薬剤

ステロイド外用薬 アトピー性皮膚炎の炎症を迅速に沈静させ、患者の苦痛を取り除く薬剤で広く使用できます。その有効性と安全性が十分に評価されているのはステロイド外用薬剤で、どのようにしてそれを選択して、使用するかが治療の基本です。
抗ヒスタミン薬
抗アレルギー薬
アトピー性皮膚炎の自覚症状としての痒みの軽減を目的で、抗ヒスタミン作用を有する薬剤を使用します。
FK506外用薬 ステロイド外用薬による局所性副作用があり、発現しやすい成人の顔面、頸部はタクロリムス軟膏の高い適応がある部位です。

漢方薬

漢方薬

漢方薬治療法は主に慢性疾患に用い、ホメオスターシスの維持につながります。 漢方薬が使われる疾患としては、自律神経失調症、体質性疾患、老年に伴う疾患などがありますが、 喘息は漢方療法のよい適応とされ、経験に裏づけされた一定の治療指針が検討されています。

また、漢方薬は民間療法とは違い、医療機関で処方され、きちんとした治療の1つになっています。 アトピーの状態をしっかりと診断された上で、漢方薬が処方されるとアトピーは快方に向かう傾向が高い とされています。


<漢方薬の成分内容>
漢方薬は、自然の生薬を組み合わせたエキス製剤です。 元々は植物の成分が多く、様々な成分が微妙に体に作用するようになっています。

成分のバランスが重要で、証や陰陽虚実、つまり炎症の状態を個々の体の状態に あわせてブレンドし出来上がります。そのため、個人個人での配合が多少変わってきます。 もちろん、漢方薬にも副作用はありますので、注意は必要とされています。

アトピーの症状

アトピーの症状

幼児・学童期の場合 】
ひじやひざの屈側などがガサガサしたり、滲出液が出る皮疹が続くことが多いですが軽症例ではそのほかの部位はほとんど治ってしまいます。

また、アトピー性皮膚炎の子供は砂遊びや粘土遊びなどで手を使うことが多くなると、手がガサガサしたり赤くなったりする傾向があります。学童期のアトピー性皮膚炎の多くは小学校を卒業する頃には軽快していきまが、その原因はよくわかっていません。

【 思春期・青年期の場合 】
多くのアトピー性皮膚炎では、この時期に症状が軽快していきます。しかし、ひじやひざの屈側にカサカサした発赤が残っていたり、スポーツ後に汗をかくと、そこの部分がかゆくなったりします。

また、重症のアトピー性皮膚炎ではお腹や背中・顔・首・手などにかゆみが残って象の皮膚のようになったり、部分的に掻く癖がつくとそこばかり掻くために、皮膚が盛り上がって結節痒疹といわれる小豆から大豆程度の皮膚の小結節が多数出来ます。

【 成人の場合 】
この時期では、小児期からアトピー性皮膚炎をずっともち続けている方と、小児期にはあったが思春期にはほとんど衰退していたものが就職と同時に再発し人と、小児期には皮膚はきれいだったが成人してから初めて発疹が出だしたという方の、三通りに分けられます。

アトピー用化粧品

アトピー用化粧品

アトピー用の化粧品についても、シャンプー同様に 肌に優しい成分を使用したものが、人気を集めている。
こちらも、指定成分や香料、防腐剤などを一切含んでいない化粧品が求められており、 直接肌につける・吹きかけるといった商品はアレルギー肌の方には自分の肌にあった ものを探し出すまでに、苦労する場合が多い。

また、評判がいいから、値段が高いから といった理由で安易に化粧品を変えることも、肌にとっては負担になるので、 気に入ったものを少量だけ使用するといった方法が望ましいと考えられます。

【 アトピー・アレルギー用の化粧品の特徴 】
■合成香料無添加
■合成着色料無添加
■無鉱物油
■アルコール無添加など
敏感なお肌のことを本当に考えて、低刺激で高い安全性にこだわった化粧品のことを敏感肌用化粧品といいます。

アトピー専門の病院

アトピー専門の病院

皮膚病やアトピーに関しては以前よりも専門的な治療を行ってくれる病院が増えています。 ただし、どこの病院でも完全にアトピーやアレルギーを完治に導ける治療は分かっておりません。

現在の治療では、お薬によって症状を軽減させる方法と、全く薬品を使用しない人間の内なる力 (自然治癒力や免疫力)を高めることによって改善に導こうとする方法と二種類に分けられます。

病院によっても、薬での治療や民間療法的な治療を取り入れている病院とが存在しています。 最終的には、自分の体質や医師との適応性によって病院を決めることが望ましいと考えられます。

アトピー完治

アトピー完治

アトピー性皮膚炎を完全に完治させるには体質改善などの根本治療を行うことが重要です。

薬の治療法では限界があり、最終的には人間本来の持っている免疫力や 治癒力などの強化が必要になってきます。

そのためには根気と時間が必要になりますがお薬に 頼らない強い気持ちも大切です。また、職場の環境や食事、家族の理解など も改善への大切がアプローチとなります。

お薦め温泉

アトピーに効く温泉

全国にはアトピー性皮膚炎に効果があると言われる温泉が多数存在しています。

ただし、温泉に入って、アトピー性皮膚炎が良くなったという人がいる代わりに、 逆に悪くなったという人も、多くいるようです。

また、温泉にもいろいろな成分が入っており、その成分がどのような 働きをするのかいまだに解明されていませんので、自分の症状に 見合った温泉を探すことが重要です。

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